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日経新聞を10倍おもしろく読んでみるブログ

お堅い日経新聞10倍おもしろく読むブログです。コメントは独断と偏見が混じっています。

大陸にあるジブラルタルがイギリスのEU離脱に揺れているという記事

海外の話題

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ジブラルタルイベリア半島の突端にある町です。

 

スペインの中にあるのにここだけイギリス領なんですね。

 

昔イギリスは世界中に植民地を持ち、「大英帝国」を築いていました。

その名残で、今でも世界中にはイギリス領のところがあります。

北大西洋ケイマン諸島

南大西洋フォークランド

アフリカ沖大西洋のセントヘレナ島

北大西洋ヴァージン諸島

そして欧州大陸のジブラルタルです。

 

 

なぜここがイギリス領かというと、17世紀の初頭にイギリスとスペインが戦争をし、スペインからジブラルタルを奪い取ったからです。

 

アフリカ大陸とジブラルタル海峡を挟んで20キロの距離しかなく、昔から交通・軍事の要衝として重視されてきました。

 

面積は6.5平方キロ、人口は約3万人です。

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このジブラルタルで、英国がEU離脱を決めたことで領民の不安が広がっています。

 

スペインはEUの加盟国で、ジブラルタルとは地続きで密接な関係にあります。英国民投票では圧倒的多数が残留を希望しました。

 

スペインからジブラルタルに通勤する人は約1万人で、今は審査場ではスペイン人はIDカードを見せるだけで素通りですが、国境審査が厳格になれば行列になるでしょう。

 

離脱で人やモノの移動が制限されれば経済への悪影響は避けられません。

ジブラルタルの自治政府は、残留に向けた方法を模索しています。

 

96%の領民が残留を希望したことで英国政府に理解を求めていますが、実現のハードルは高いようです。同じく残留派の多かったスコットランドは、独立も視野に入れることができますが、ジブラルタルはあまりにも規模が小さすぎるのです。

 

 

この問題は一筋縄ではいかないでしょうね。スペインは以前よりジブラルタルの返還を求めてきています。今回の問題でスペイン政府がジブラルタルへの出入国制限を検討している模様です。

 

 

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