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日経新聞を10倍おもしろく読んでみるブログ

お堅い日経新聞10倍おもしろく読むブログです。コメントは独断と偏見が混じっています。

ミツカンの「変革する力」は創業の時からの伝統だったと感じたこと

企業

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味ぽん」で有名なミツカンホールディングスは、1804年に創業した愛知県半田市にある企業だ。

しかしミツカンの売り上げを分野ごとに見ると、祖業である食酢やポン酢より20年前に本格参入した納豆が稼ぎ頭となっている。

さらに2015年3月~8月の売上高に占める海外事業比率は56%もある。和食に関係する食品メーカーというイメージがあったが、意外に思った。

 

これは、イギリスとオランダに本社を置くユニリーバから北米のパスタソース事業を2014年6月に2000億円超で買収した効果が出たのだ。

200年以上の歴史のある同社が、伝統にとどまらずに新たな製品分野や海外の事業も手掛けていく経営に驚く。

会長は創業家8代目。永続的に事業を続けていくためには、その時代の環境と身の丈に合わせて変えていくことが大切だと語る。

会社は伝統を守るだけでは生き残れない。絶えず変化に挑むことが大切だということがわかる。

ミツカンが創業した時、初代は造り酒屋にいて酒粕で酢を醸造することに成功して分家したそうだ。造り酒屋が酢をつくるというのは勇気ある挑戦だと思う。

それだけではない、1900年にはパリ万博にビールを出品して金賞をもらっている。ミツカンがビールを作る。それも世界に認められる品質のビールだ。

変革への挑戦は、創業時からの遺伝子だったのである。

納豆の開発も、ミツカンでは独自の製品をつくっている。
骨を強くするビタミンKを通常の1.5倍にした納豆を開発し、納豆で初めて特定保健用食品に認定された。

変革はその時々の経営者が作り出していくのが通常だが、伝統のある企業でもミツカンのような会社であれば、変革を続け発展していけることを感じた。

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