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日経新聞を10倍おもしろく読んでみるブログ

お堅い日経新聞10倍おもしろく読むブログです。コメントは独断と偏見が混じっています。

外食チェーン店各社が低コスト出店の手法を開発している

企業

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外食チェーン店各社が、出店費用を抑えられる低コスト店を開発して多店舗化に乗り出している。厨房設備を簡素にして初期費用を抑えたり、店舗面積を半分以下にすることで通常タイプでは出店の難しい立地でも出店できるようにしている。

背景には、地価上昇により都心部を中心に出店環境が厳しくなっていることがある。

各社とも店舗網を広げられるモデルづくりを急いでいる。

フレッシュネスバーガー」を展開するフレッシュネスでは、初期投資が通常の半分以下で済む持ち帰り専門店を始める。扱うのはサラダやスープ、野菜や果物から作るスムージーなどで、設備を簡素にできるため、出店時の費用は2000万円程度で済むという。

今期中にまず3~4店舗都心部に構え、2020年までに30~40店舗に増やす。

ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは、2015年に1号店を開いた「ゆめあん食堂」を多店舗化する。うどんやてんぷらなど省スペースの厨房でも作りやすいメニューを中心に、席数も減らし和食レストラン「夢庵」の半分以下の100平方メートル強の面積にした。既存タイプでは出店の難しい繁華街や商業施設内にも出店していく。

 

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、駅構内や商業施設内で数日間だけ営業する販売ブースでの出店頻度を増やす。一人でも持ち運びが可能なブースで、3月ごろから運用の予定だ。これまでは毎月平均25か所ほどに出店してきたが、今後月40か所程度に広げる。商圏人口の少ない地域でも顧客を取り込んでいく。

 

東京の一等地の路面店の家賃は、昨年一年間で14%上昇した。大阪の一等地でも20%上昇しているという。東京オリンピックの工事の影響で、建材資材の価格の上昇も要因だ。

外食チェーン各社にとって新規出店が成長戦略の要の一つだが、費用の拡大は出店計画を阻んでいる。牛丼大手の松屋フーズは2016年3月期の出店計画を50店から40店に下方修正、中華料理店「大阪王将」も16年3月期の出店は計画の40店に届かない。

 

日本ケンタッキー・フライド・チキンの例は、屋台や移動販売車を思わせる。大手の外食産業が本気で屋台を開発したらすごいのができるのではないだろうか。あるいはトレーラーハウスのようにどこでも移動できるレストランで営業するとか。

 

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