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日経新聞を10倍おもしろく読んでみるブログ

お堅い日経新聞10倍おもしろく読むブログです。コメントは独断と偏見が混じっています。

ダチョウの肉の生産が鹿児島で盛んになっているらしい

社会トレンド

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日経新聞の地方版、九州・沖縄の記事に「鹿児島県信用組合、商工組合、日本政策銀行鹿児島支店が、鹿児島県オーストリッチ事業協同組合に合計で6千万円の融資を行った。」というのがあった。

ダチョウの肉の生産というのだから、当然ダチョウの養殖を行っているのだろうが今まであまり聞いたことがないし、ダチョウの肉というのは非常に珍しいと思ったのでこの件を調べてみた。

ダチョウというと動物園でしかお目にかかれないものだと思っていたが、日本では古くからダチョウの皮はバッグやベルトなどの皮革製品に使用されてきている。

このダチョウは、今食材として非常に注目されている存在だという。

2007年ごろから、建設会社の副業やまちおこしの一つとして取り組むところが増えてきたらしい。今では全国で400以上もの事業者がダチョウの養殖を行っているという。

ダチョウはもともとアフリカに生息するので、熱い国の鳥というイメージがあるが、実際に棲んでいるのは高地である。非常に適応能力が高く、飼育しやすいのだ。
畜舎などの大がかりな施設は必要がなく、平坦な農場と柵があれば十分で、飼料代も安価。他の家畜に比べると飼育コストはかなり低く抑えられるという。

ダチョウの肉は

・クセが少なく、さまざまな料理に使うことができる。

たんぱく質や鉄分が牛肉の2倍。

・カロリーは牛肉の40%、脂肪は10%

というから、とてもヘルシーで栄養豊富な肉なのである。

飼育コストが安い上に、飼育管理がとてもしやすい。

①鳴かない
②臭わない
③発育が早い
④繁殖能力が強い

のである。

増加するダチョウ牧場だが、その大半は数羽しか扱わない小規模事業者である。安定した生産が可能で、採算が取れているところは2割くらいだという。

その中で、鹿児島県東部の鹿屋市志布志市では、街をあげてこの事業に取り組み生産が安定してきた事業者も出てきているらしい。ダチョウ肉の販売の他、ダチョウ料理を提供したり、卵を販売したりする取り組みも始まってている。

また、経済産業省より「地域産業資源活用事業計画」に認定されたのも大きな力となっている。

しかし、まだ事業規模は小さい。オーストリッチ事業協同組合は、2月末をメドにダチョウ専用のと畜・肉加工工場を新設し、工程を内製化する計画だ。

新工場の稼働により、精肉・加工肉の年間売り上げを4億~5億円と従来の20倍に拡大するとしている。

鹿児島県の隣の宮崎県にある小林市は、チョウザメの養殖が定着して、チョウザメの肉とキャビアで知られるようになっている。地域の資源の活用で町全体が一つのブランドとなることを目指すのはいい傾向だと思う。

 

オーストリッチ事業協同組合

 

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